【絵本レビュー3】誰にも分かってもらえない...ささいな日常を描いた絵本 いやだいやだのスピンキー 作ウィリアム・スタイグ
えほん作家のどっちゃんです。
紹介前に...
絵本紹介で思ったことが一点ありまして(・–・;)ゞ...
大人向け、子供向けの絵本があり、総合的に良い悪いがど〜〜しても伝えにくい...ということで分かりやすくお伝えするために、それぞれの項目で5段階評価で星をつけてみました<( ̄︶ ̄)>エッヘン(絵本レビュー1、2も5段階評価をつけて更新してます。もしよろしかったら過去ブログも見てください。)
出来るだけ客観的に★つけたいと思いますが...結局はわたし個人の主観です( ー`дー´)キッパリ
評価はあくまでも参考程度で真に受けないようにお願いします(◠‿◕)
ってことで、本文いきます!今回紹介する絵本はこちら
著者 ウィリアム・スタイグ(1907〜2003)
発売日 1989年10月
出版社 セーラー出版
ページ 32P
【絵】
子供っぽさ ★★★☆☆
描き込み ★★★☆☆
構図 ★★☆☆☆
色使い ★★★☆☆
子供っぽさ...子供が描きそうな絵、真似できる絵
描き込み...描き込んでるか、緻密な絵、リアルな絵
構図...読ませる構図、文字と絵の見せ方
色使い...配色が良いか、色の使い方や色の量
【内容】
子供向け ★★★☆☆
大人向け ★★★☆☆
文字の使い方★★☆☆☆
メッセージ性★★★★☆
子供向け...子供が読みやすい、楽しませるか
大人向け...大人が読みたくなる、読みごたえある
文字の使い方...文字のバランス、擬音の使い方、読ませる言葉使い
メッセージ性...教訓的、メッセージ的、意味深い
この絵本は、主人公が親や兄弟とケンカ、又は気持ちのすれ違いがあったのか(ふてくされてる原因は描かれてない)ふてくされて何日か庭で過ごす話です。
主人公は、ほぼ動きがなく庭でだらだらしたり、ハンモックで夜を過ごしたりしてます。周りの大人たちやお兄ちゃん、お姉ちゃんが一生懸命話しかけても、ご飯を用意しても主人公は誰も分かってくれない思いからか、いっさい反応を示しません。
時間が立つと怒ってる気持ちも薄やいできて家に戻りたい気持ちはある、だけど今さら戻るのが恥ずかしいし、どう家族と接していいか分からない...さて主人公のとった行動は...
あらすじはこんな感じです。この絵本は内容が良いです!
正直、絵の構図や文字の表現は特に目立った表現などはなく、素晴らしいとまでは...。上と下に文字を振り分けたり、下にだけ文字があったりしますが、それが効果的だとは思えませんでした(><)その点で構図は★2です。
ただ主人公にほとんど動きがないのに見せれる絵にしてるのは上手だと思います!!
ありそうな日常を無駄なことを描かずに解決に向かっていく。
例えば、無駄なこととは...なぜふてくされたのか、怒ってるのかなどを描く。そういうことを描かないことによって読み手の主観や経験で想像がふくらむし絵本のメッセージが制限なく伝わりやすい。
さりげない日常を切り取った作品はわたしは好きです。
親が子供の気持ちが分からない又は分かろうとしない。子供を一人の人間として(時には一人の大人として)扱わないし尊重しない。いつの時代もそういった問題はあると思います。
わたし個人としてはそういった意味合いで絵本を読みました。メッセージ性★5でもいいんですけど、客観的に考えて★4にさせていただきました(。・ω・。)ノ
ささいな日常の中のありそうでないちょっとした出来事を描いた絵本!おすすめです( ー`дー´)キリッ
えほん作家のどっちゃんでした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。今後のためにもコメントなど、頂けると幸いです( ꈍᴗꈍ)
↓↓本日の紹介絵本↓↓
□ランキングに参加してます□
良かったらポチっとしていただけると嬉しいです。
[楽天Ranking
]